ドラマ「アイシー」の演技が話題となった山口まゆさん。
作品の人気が高まるにつれ、山口まゆさんの演技に対する期待も一層大きくなりました。
4月22日には「人事の人見」の第3話にゲスト出演!2クール連続の火9ドラマ出演となりました!
このブログでは、山口まゆさんのプロフィールや、最新作「人事の人見」などの代表作を通じて、彼女の演技力を深掘りしていきます。

山口まゆさんが「アイシー」で注目された理由とは?
「アイシー」は放送開始直後からSNSで大きな反響を呼び、特に山口まゆさんの出演シーンの注目度は高いものでした。
これは、山口まゆさんの出演が正式に発表されたのが放送開始直前だったため、放送初期にはキャスト欄に名前がなく、「本当に出演しているのか?」という疑問が生まれたことが原因の一つです。
しかし、放送が進むにつれその姿と名前が明らかになり、「山口まゆ アイシー」の検索数が一気に上昇しました。
「アイシー」とは?作品概要と話題性

「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」は、2025年1月から3月にかけてフジテレビ系列で放送された刑事ドラマで、主演は波瑠さんです。火曜21時枠で放送された本作は、警察ドラマの中でも一風変わった設定が特徴で、多くの視聴者の関心を集めました。
主人公・柊氷月は、一度見た風景を正確に記憶する“カメラアイ”という特異な能力を持つ刑事です。
警視庁捜査一課第3強行犯第1係、通称「柊班」の主任として、メンバーと共に複雑な事件に挑む日々を過ごしていきます。
物語の中には、過去に傷を持つ捜査員たちが登場し、それぞれの過去と向き合いながら事件を解決していく人間ドラマも盛り込まれています。
配信サービス「TVer」でも初回から再生数が100万回を突破するなど、視聴率を超えたオンラインでの人気も獲得しています。
山口まゆさんの「アイシー」での役柄は?
山口まゆさんの役柄は、7年前に失踪した高校生・浅倉さつき(森ふた葉)の友人です。
事件現場で波瑠演じる柊氷月に目撃され、捜査の鍵を握る人物として登場しました。
ドラマ内では、山口まゆさんが演じるキャラクターが、主人公・柊氷月との関係性や事件の真相に迫るシーンで大きな鍵を握っており、視聴者からの評価も非常に高いものでした。
冷静かつ内面に秘めた感情を繊細に演じ分ける山口まゆさんの演技は、多くのファンに新鮮な驚きを与えました。
山口まゆさんのプロフィール
山口まゆさんのデビューのきっかけとこれまでの経歴
山口まゆさんが芸能界を目指すきっかけとなったのは、小学生のときに観た劇団四季のミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」です。
クラシックバレエに打ち込んでいた日々の中で、「舞台に立ちたい」という強い思いが芽生え、子役専門の芸能事務所に所属し、舞台経験を積みました。
2011年には「真夏の夜の夢〜LOVE2011」で初舞台を踏みましたが、中学進学とともに一度は活動を休止します。
その後、演技への情熱が再燃し、母親の勧めでオーディションに挑戦。複数の芸能事務所から声がかかる中、憧れの女優が多く所属するフラームを選び、2014年に再デビューを果たしました。
同年のテレビドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」では、吉瀬美智子さんの娘役として注目を集め、NHKドラマ『聖女』では広末涼子さんの学生時代を演じ、視聴者に強い印象を残しました。
その後も『コウノドリ』『リバース』『絶対零度』などの人気作品に出演し、映画『くちびるに歌を』『樹海村』『相棒 -劇場版IV-』などでも活躍を続けています。
山口まゆさんの女優としての成長と評価
山口まゆさんは、若手女優の中でも特に「演技の幅広さ」で評価されています。
デビュー作『昼顔』では、感情を爆発させるシーンにおいて20回以上の撮り直しにも真摯に取り組み、プロ意識の高さを見せました。
翌年の『コウノドリ』では14歳の妊婦という難役を演じ、社会派ドラマにおける表現力も証明しました。
初主演映画『くちびるに歌を』では長崎での2ヶ月間の撮影に挑み、「演じる意味」を深く実感する経験を積んだと語っています。
その後も『ストロベリーナイト・サーガ』での精神疾患を抱える女性役、『樹海村』でのホラー初挑戦など、ジャンルを問わず演技力を磨いてきました。
山口まゆさんは、2025年に放送されたドラマ『アイシー』でも話題を呼び、その演技が再び注目されました。視聴者からは「感情表現がリアル」「どんな役も自然に見える」といった声が寄せられ、女優としての成長が感じられると評価されています。
山口まゆさんの強みは、台本にとらわれず、自身の解釈を大切にしながら役に取り組む姿勢にあります。今後も『アイシー』のような話題作を通して、さらなる飛躍を遂げていくことでしょう。
代表作から見る山口まゆさんの実力
山口まゆさんは、その確かな演技力と多面的な表現力で「若手実力派女優」としての地位を確立しました。特に「コウノドリ」「相棒」「ハコヅメ」、「ブルーモーメント」、そして最新作の「人事の人見」など、代表作を通じて一貫して高い評価を受けており、女優としての成長と挑戦の軌跡がはっきりと浮かび上がります。
「コウノドリ」での演技力が話題に
山口まゆさんの名前が広く知られるようになったのは、ドラマ「コウノドリ」で14歳の妊婦役を演じた時です。中学生としての不安や無力感、そして母親になるという現実との間で揺れる複雑な感情を、繊細な演技で表現しました。特に陣痛シーンでは、本物の出産を思わせる迫真の苦悶表情で視聴者を圧倒し、「胸が張り裂けそう」といった声がSNS上で溢れました。また、実際の赤ちゃんとの共演によって感情移入が一層深まり、号泣シーンでは見る者すべての心を動かす力を見せつけました。この作品は山口まゆさんにとって、女優人生の重要な転機となったことは間違いありません。
「相棒」シリーズでの印象的な登場
2017年の映画『相棒-劇場版IV-』では、シリーズ初の高校生ヒロインに抜擢され、国際犯罪組織に誘拐された少女という難役に挑みました。ベテラン俳優たちに囲まれながらも、山口まゆさんは持ち前の集中力と存在感で、作品の緊張感を一層引き立てました。特に銃を向けるシーンでは、16歳とは思えない堂々とした演技で「大人の役者に食われない存在感」と称賛されました。この作品もまた、山口まゆさんが“子役”から“本格派女優”へと脱皮した象徴的なステップといえるでしょう。
「ハコヅメ」出演時の反響とは?
山口まゆさんが出演した「ハコヅメ」では、社会問題に踏み込んだシーンで注目を集めました。特にチャイルドシート未使用の描写がSNSで議論を巻き起こし、作品を通じて現代の育児に対する問題提起にもつながりました。また、本作は山口まゆさんが長年所属した事務所「フラーム」を退所する直前の出演作としても話題となり、「自立した女優」としての決意が表れた一作ともいえます。これまでにないジャンルでの挑戦を成功させたことで、演技の幅広さと柔軟性が改めて浮き彫りになりました。
「ブルーモーメント」の注目ポイント
2024年放送の「ブルーモーメント」では、自然災害の渦中にある一般市民役として、パニックや恐怖といった感情をリアルに演じる姿が話題となりました。極限状況下での人間ドラマに挑んだ本作は、山口まゆさんにとって新たな表現領域を切り開く場となりました。主演の山下智久さんらとの共演も注目され、過去の名演が培った経験を活かした演技が高く評価されています。現在はドラマ『アイシー』や『私の知らない私』などへの出演も続いており、「ブルーモーメント」はその転換期を象徴する代表作として今後も語り継がれていくでしょう。
このように、山口まゆさんは一つひとつの作品で新しい表情を見せながら、着実に演技の幅を広げています。今後の「アイシー」を含む出演作でも、その進化がますます楽しみです。
最新作「人事の人見」で見せた新たな一面

「人事の人見」では、現実と仮想空間の二重生活を送る若手社員・土橋由依を演じ、山口まゆさんの幅広い演技の振れ幅が際立ちました。会社では物静かな研究員、夜はVTuber“月乃マタタキ”として生き生きと活動するという役柄で、声のトーンから表情、目線の使い方まで細やかな演技を披露しました。特に、副業禁止という制約の中で苦悩する現代の若者像を、繊細な表情で描き出した点が高く評価されました。これまで重厚な役柄が中心だった山口まゆさんにとって、軽やかさとユーモアを含んだ作品への挑戦はジャンルの広がりを象徴するものとなりました。
まとめ
山口まゆさんは、近年のドラマ『アイシー』でその演技が注目され、ますます多くのファンを魅了しています。これまでの彼女の経歴を振り返ると、デビューから現在に至るまで、確かな実力を発揮してきたことがわかります。特に、代表作である『コウノドリ』や『ハコヅメ』、『ブルーモーメント』、最新作の『人事の人見』などでは、その幅広い演技力が高く評価されており、これからもさらなる成長が期待されています。今後の成長と活躍が、ますます楽しみです!